展覧会

企画展「描かれた曙覧の姿」

開催期間
2023年5月25日(木) 2023年9月3日(日)
場所
第1展示室
幕末の福井にて歌人、国学者として知られた橘曙覧(1812~68)には、写真が残されていません。
そのため、曙覧の姿を一番正確に伝えているとされるのは、越智通兄(河野菱渚)によって生前に描かれた一枚の肖像画のみです。
没後、曙覧の業績や作品が評価されるにしたがい、さまざまな絵が描かれてきました。
記憶をもとに描かれた姿、真の姿を描き出しているように感じる作品、いかつい風貌やかわいらしいタッチのイラストなど、バリエーションに富んでいます。
本展では、現代までに描かれた曙覧の絵画、イラストなどを集めてご紹介します。
あわせて曙覧の子供たちの写真や、似ていると伝えられる子孫の方の写真なども展示します。
展示資料を通し、曙覧の真の姿に迫ることになれば幸いです。

※越智通兄筆橘曙覧肖像画(当館蔵)
 …通常は複製画展示ですが、5月25日~6月25日までは原本を展示します。
※会期中、資料保存のため一部展示替えを行います。

展示解説&曙覧さんトーク
6月11日(日)、7月8日(土)、8月13日(日)
午後2時~(30分程度) ※要観覧券
展示内容の解説を行います。
あわせて曙覧さんについて疑問や質問がありましたらお答えします。
お気軽にご参加ください。