旧浜町

【旧浜町 石碑】

【旧浜町 石碑】

所在地:福井市中央3-9-26(あけぼの旧館北側)

江戸時代の町名で、足羽川に面していることから生じた地名と考えられている。
福井の城下町は足羽川の水運が重要な役割を果たしており、浜町河戸(こうど:船の発着所)が設けられていた。 また、河原では芝居興行がなされるなど城下の繁華街であった。 時鐘櫓(じしょうろう:時を告げる金を鳴らした楼閣)が設けられ、下の古写真(明治初年撮影)が残されている。
また、笠原白翁による種痘の普及活動は嘉永2年(1849)この町で開始された。

【時鐘楼 写真】

【時鐘楼 写真】

時鐘楼 明治9年(1876)の大火で焼失
福井市立郷土歴史博物館蔵