令和独楽吟

令和独楽吟

福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)。
曙覧が詠んだ連作の歌に「独楽吟」があります。独楽吟は「たのしみは~とき」の形で詠まれた52首の連作の短歌で、まるで独楽(こま)を回しながら遊ぶように曙覧の楽しみが詠み込まれています。

福井市では、この曙覧の世界に学び、身近な楽しみを詠んだ歌を募集する短歌コンクールを毎年開催しています。
今年度も、「独楽吟部門」と「自由短歌部門」の2部門で募集を行います。
「独楽吟部門」では、橘曙覧の独楽吟にならい、身近な楽しみを「たのしみは~とき」の形で詠んだ短歌を募集します。
「自由短歌部門」では、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛され、革新的な和歌を詠んだ曙覧にちなみ、自由詠の短歌を募集します。

新たな日常が始まる中で思わずみんなに伝えたくなる、日々の生活の中でふとした瞬間に感じる楽しみを「独楽吟」を通じて見つけ、幸せな気持ちになっていただけたらと思います。
ぜひ、あなたの「たのしみ」の歌、こころの歌をお寄せください。

募集作品

1.独楽吟部門
「たのしみは」で始まり「・・・とき」で終わる短歌を募集
2.自由短歌部門

自由詠の短歌を募集

令和5年度 第29回令和独楽吟 募集について
詳細はこちら(福井市のホームページに移動します)