旧米町
【旧米町 石碑】
所在地:福井市順化2丁目2
慶長年間(17世紀初頭)の古い城下絵図にも記載された古い町で、町名は米商人が多く住んでいたことに由来する。 米町に居を構えた商人の内、特に山口家と内藤家は御用商人として豪商に成長し、藩の財政にも大きく寄与している。 弘化元年(1844)、松平春嶽が城下視察の際に山口家を訪れているが、藩主が城下の町民宅を訪れることは極めて異例であり、当代における山口家の影響力がうかがわれれる。
【山口家御成の図】福井市立郷土歴史博物館蔵