展覧会

企画展「美しき漆芸の茶道具」※終了

令和6年12月25日(水)~令和7年2月24日(月・振休)
毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館)
年末年始(12/28~1/4)休館
展示解説:1月12日(日)、2月9日(日)
     14時から30分程度 自由参加
茶の湯に欠かすことのできない漆の茶道具。香合、棗、菓子器など、様々な種類の道具に美しい漆芸が施されています。
日本の漆の歴史は9000年前に遡り、縄文時代の遺跡からは漆を塗った容器が出土しています。飛鳥時代に大陸から仏教とともに漆工芸技術が伝えられると、日本の漆芸は大きな発展を遂げました。
蒔絵や螺鈿の技法が日本人の好みに合うように改良され、繊細で美しい表現技巧が次々と生み出されます。少し前まで海外では日本の漆、漆器を「japan」と呼んでいたように、漆芸は日本を代表する工芸です。
当館の茶道具にも漆芸の技が光る美しい作品が数多くあります。これらの作品を通して素晴らしい漆芸の世界をご紹介します。