展覧会

企画展「深ぼり☆茶入の魅力」

令和7年6月27日(金)~10月19日(日)
毎週月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)
展示解説:7月21日(月・祝)、8月24日(日)、9月15日(月・祝)
いずれも14時から30分程度 自由参加 ※要観覧券
茶入とは、濃茶用の抹茶を入れる容器のこと。古い時代の中国製のものは「唐物茶入」と呼ばれ、最高の価値を与えられています。
質素な小壺に過ぎなかった茶入に、一国一城の価値をつけたのは織田信長です。信長に従う戦国武将の間では垂涎の茶道具となり、唐物だけでなく良質な国焼の茶入の評価も高まっていきました。わびさびの心にかなった茶入は、美しい裂地を使った仕覆と呼ばれる袋が添えられ、漆の高級な盆にのせてうやうやしく扱われました。
茶色い小さな壺にしか見えない茶入にどんな秘密が隠されているのでしょうか。
本展では、茶入の魅力をじっくりと掘り下げてお伝えします。