幕末福井の歌人橘曙覧が1868年8月28日に没した10日後に
年号が「明治」と改められ、新しい時代が到来しました。
短歌の世界にも新たな風が吹きはじめ、その中で注目された一人が橘曙覧でした。
短歌革新運動を行った正岡子規は、明治32年、新聞『日本』紙上で「曙覧の歌」を連載しました。
これにより、多くの歌人たちが曙覧の作品を知ることになり、明治歌壇で評価されていきました。
本展では、子規のほか、佐佐木信綱、与謝野鉄幹、伊藤左千夫、窪田空穂、斎藤茂吉、相馬御風、折口信夫(釈迢空)の歌論をご紹介し、明治期以降の曙覧の評価について注目します。
展示解説&曙覧さんトーク
担当学芸員が展示内容の解説を行います。
曙覧さんに関する疑問や質問にもお答えしますので、お気軽にご参加ください。
11月8日(土)
12月21日(日)
1月24日(土)
2月8日(日)
14時から30分程度
※予約不要、要観覧券